元恋人に連絡したいときのLINE|短い文例と、送る前に考えること

紺色の手帖、白い封筒、スマートフォンと一輪のバラを描いた水彩画 復縁

「元気?」と打っては、消している。
返事がほしいのか、戻りたいのか。自分でも分からなくなる夜があります。

最初の一通は、復縁の答えをもらうためではなく、会話を再開してよいか確かめるもの。連絡してよい状況かを確認し、自分の目的を一つに絞ってから考えてみてください。

短いLINEならうまくいく、何日待てば返事が来る。そんな決まった方法はありません。ここでは相手を動かすテクニックではなく、自分の希望を伝えつつ、相手が返さない選択も尊重する文面を考えます。

先に確認したいのは、連絡してよい関係か

相手から「もう連絡しないで」と言われている、ブロックされている、何度送っても返事がない。こうした場合は、別のアカウントや共通の知人を使って届けようとしないでください。寂しさを埋めることと、相手の意思を越えて連絡することは別です。

暴力や脅しがあった関係なら、再会よりも安全を優先してください。持ち物の返却など必要な用件がある場合も、一人で会うことを前提にせず、信頼できる人や専門の相談先を頼る方法を検討しましょう。

「返事がほしい」の、その先を一つにする

自分に聞いてみてください。今回伝えたいのは、近況を聞きたいこと、以前のことを謝りたい気持ち、それとも一度話したいという希望でしょうか。全部を一通に詰めると、相手に複数の答えを求める文面になります。

特に謝罪は、返信や復縁と引き換えにしないこと。「謝ったのだから話してほしい」になっていないか、送る前に一度読み返してみてください。

自分の状況に合わせて使う、短い文例

以下は架空の文例です。実際にあった出来事と自分の言葉に置き換えてください。返信や復縁につながることを保証するものではありません。

近況を聞きたいとき

久しぶり。最近どうしてる?
私は少し生活が落ち着いてきたところです。

最初から「まだ私のこと好き?」と答えを求めず、短い近況から始める例です。思い出の場所や用件を、連絡の口実として作る必要はありません。

一度、話せるか聞きたいとき

久しぶり。もしよければ、一度近況を話せたらと思って連絡しました。
今は話す気持ちになれなければ、無理に返事をしなくて大丈夫です。

相手に断る余地を残す文面です。ただし、最後の一文を付ければ何度でも送ってよいわけではありません。本当に返事を待たずに区切れるか、自分にも確認してみてください。

以前の言動を謝りたいとき

あのとき、話を最後まで聞かずに決めつけてしまったことを謝りたくて連絡しました。ごめんなさい。
返事を求めるつもりではなく、それだけ伝えたかったです。

何について謝っているのかを具体的にして、理由の説明で打ち消さない形です。「でもあなたも」と続けたくなったら、今はまだ整理が必要なのかもしれません。

謝罪を書いたら、次の二つを見直してみてください。

  • 「傷つけたなら」だけで済ませず、自分がしたことを書けているか
  • 「許してくれたら会ってほしい」のように、謝罪と自分へのお願いを一緒にしていないか

謝罪の研究では、責任を認めることや、損害を直す提案などを分けて評価しています。2016年の二つの実験では、「許してほしい」という要素の評価は一貫して低めでした。ただし、これは採用場面の架空の説明を読んだ人の評価です。恋人同士の仲直りや、LINEの返信を確かめた研究ではありません。[1]

ここでの見直しは、その研究も参考にした編集上の提案です。相手に返事をする責任を負わせず、自分が何を謝るのかを伝えるために使います。

返事がほしい気持ちがあるのに、「求めていない」と無理に書く必要はありません。その一文を外し、謝りたいことだけで終える形もあります。返事を求めないと書くことより、返事がなくても連絡を重ねないことを大切にしてください。

送る前に、返事がない場合の過ごし方も決める

返信がない理由は、こちらからは確定できません。忙しさ、迷い、会話を再開しない意思など、いくつもの可能性があります。既読の有無だけで一つに決めず、追加の説明を重ねて答えを引き出そうとしないことが大切です。

LINEに返事がないと、今度はSNSを開きたくなることもあります。投稿やオンライン表示を見ても、「自分に返さない理由」までは分かりません。

2012年の464人の調査では、元恋人のFacebookを頻繁に確認する行動は、別れについてのつらさなどと関連していました。ただし、つらいから確認していた可能性もあり、原因と結果は決められません。「友達のまま」と「何度も確認する」でも結果は違いました。一律に全員をブロックすればよい、とは言えない研究です。[2]

見たあとに余計につらくなるなら、通知や投稿から少し離れる時間を作るのも一案です。今夜の自分に合わせて、次の一行を決めてみてください。

もし____したくなったら、代わりに____する。

例えば、「夕食前に、相手がオンラインか確かめたくなったら、画面を閉じてお湯を沸かす」。その場でできる小さな行動を一つ選びます。「気にしないようにする」より、何をするかが分かる形にしておきます。

この形は、場面と行動を結びつける「if-thenプラン」を参考にしています。さまざまな目標行動を扱う研究があり、ここで示した一行はその考え方を日常用に置き換えた提案です。失恋のつらさが軽くなる効果や、返信率を検証した方法ではありません。[3]

途中で画面を開いてしまっても、自分を責めず、次にできる行動へ戻れば大丈夫です。相手から返事が来る時刻は決められなくても、自分の食事や予定まで止めなくていいのです。

返事が来たら、すぐに復縁の話をしていい?

返事が来たことと、復縁を望んでいることは同じではありません。相手が今話したいことを聞き、自分の希望も少しずつ伝えましょう。「戻れるか」だけでなく、以前のすれ違いをどう変えたいかも話せるかが大切です。

送らない下書きにも、意味がある

書いてみたら、伝えたいことより「今夜の寂しさを何とかしたい」が大きかった。そう気づけたなら、送らずに置く選択もできます。送らないのは負けでも、気持ちが偽物だったということでもありません。

好きな気持ちを残したまま、自分がどう扱われたいかを考えてよいのです。

例文を、自分の一通に直してみる

まずは次の3行をメモに写してみてください。相手に送るのは、この全部ではありません。

本当は望んでいること
________

今回の一通で伝えること
________

今回はまだ聞かないこと
________

記入例を見る

本当は望んでいること:もう一度付き合いたい
今回の一通で伝えること:少し近況を話せたらうれしい
今回はまだ聞かないこと:会える日と復縁の返事

望みを小さくするためではなく、一度に尋ねることを選ぶためのメモです。

画面に入力して整理したい人は、送る前の無料ワークを使えます。

下書きから、返事のあとまで

元恋人への最初の一通
送る前の整理と、返事のあとの選び方

一通を書けても、返事が短かったらどう返すかでまた迷う。そんなときに、下書きとその後の対応を手元で整理できる有料の手帖です。

  • 5つの欄から文章を作り、自分の事情に合わせて直す
  • 近況・謝罪・必要な用件・相手からの連絡への返し方を考える
  • 好意的な返事・短い返事・返事なし・断られた場合を分ける

まず販売ページの無料見本を読み、自分の一通を作る助けになるか確かめられます。

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編集:月野ユイ。この記事は日常のコミュニケーションについての編集上の提案です。相手の心理を診断するものではありません。

参考にした研究

[1] Lewicki, R. J., Polin, B., & Lount, R. B. (2016). An Exploration of the Structure of Effective Apologies. Negotiation and Conflict Management Research, 9(2), 177–196. https://ncmr.lps.library.cmu.edu/article/id/264/

[2] Marshall, T. C. (2012). Facebook Surveillance of Former Romantic Partners: Associations with PostBreakup Recovery and Personal Growth. Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking, 15(10), 521–526. https://bura.brunel.ac.uk/bitstream/2438/7014/2/Fulltext.pdf

[3] Gollwitzer, P. M., & Sheeran, P. (2006). Implementation Intentions and Goal Achievement: A Meta-Analysis of Effects and Processes. Advances in Experimental Social Psychology, 38, 69–119. https://www.socmot.uni-konstanz.de/publications/implementation-intentions-and-goal-achievement-meta-analysis-effects-and-processes

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