恋人がいないのは自分だけ?2021年の調査と、焦ったときの考え方

玄関の傘立てに、傘が1本だけ立っている。奥の廊下はぼやけていて、左の戸口から自然光が入っている 次に行く

友人の結婚報告を見て、うれしいのに少し焦る。
恋人がいない自分だけ、立ち止まっているように感じる夜に。

周りの近況が続くと、それが世の中の全部のように見えることがあります。ここでは国の調査で分かる範囲と、そこからは分からないことを分けて、自分の次の一歩を考えます。

交際相手がいる人の割合は、自分の価値や恋愛の期限を決める数字ではありません。今の自分は出会いたいのか、特定の人と話したいのか、それとも少し休みたいのか。そこから選んでかまいません。

72.2%は、誰についての数字?

国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査では、2021年の18〜34歳の未婚者について、異性の交際相手を全く持たない割合を男性72.2%、女性64.2%と報告しています。2026年現在の割合や、全年齢の割合ではありません。

2021年調査・18〜34歳の未婚者
項目男性女性
異性の交際相手を全く持たない72.2%64.2%
交際相手を持たず、特に異性との交際を望んでいない33.5%34.1%

どちらの行も、分母はそれぞれの性別の未婚者全体です。2行目は「交際相手がいない人のうち33.5%・34.1%」という意味ではありません。調査では異性の友人・恋人・婚約者を区別しており、この数字をそのまま「恋人がいない人の割合」と言い換えるのも正確ではありません。

出典:第16回出生動向基本調査 結果の概要 図表2-2。調査時点は2021年6月。設問は異性との交際についてのもので、あらゆるパートナー関係を表す数字ではありません。

この調査から、相手の本心は分からない

集団の割合を見ても、連絡を待っている相手が自分をどう思っているかは分かりません。恋人がいない理由や、これから出会えるかどうかも、一人ひとりで違います。

結婚した人の出会い方や平均交際期間も、自分に残っている機会や、結婚までの必要年数を決めるものではありません。学校を卒業したから出会いの何割かを失った、という読み方はできません。

焦ったときは、今の希望を一つ選ぶ

新しい人と出会いたい

まずは、どんな時間を一緒に過ごしたいかを一行にします。休日に出かけたい、日常のことを話したい、将来の話をしたい。同じ「恋人がほしい」でも、求める関係は違います。

今週できることは一つで十分です。知人に紹介の希望を伝える、興味のある集まりを調べるなど、自分に無理のない方法を選びます。

気になる人の返事を待っている

いつから待っているかに加えて、具体的に何を確認したいかを考えます。会う日を決めたいのか、連絡の取り方を相談したいのか。日数だけで好意を判断しないことが大切です。

忙しいと言われたときの返信例を読む

今は恋愛を休みたい

周りが動いていても、同じ速度で予定を入れる必要はありません。今週は休むと決めて、食事や睡眠、友人との時間を先に予定に入れる選び方もあります。

待つ時間から自分の生活を取り戻す

恋愛の話を振られたときの短い返し方

詳しく説明したくないときは、近況を全部話さなくてもかまいません。次の文例は、会話の区切り方の提案です。

今は話したくないとき
恋愛の話は、また話したくなったら聞いてね。

紹介はうれしいとき
いい出会いがあればうれしい。まずは気軽に話せる人だとありがたいな。

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編集:月野ユイ。統計は上記の公式資料に基づき、文例と行動案は編集上の提案です。2026年9月21日改訂:統計の対象・分母の説明を修正し、統計から個人の気持ちや出会いの可能性を断定する記述を見直しました。

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